在宅介護と仕事を両立するための、私の訪問サービス活用術

40代の夫を介護しながら働いているゆみこです。
介護しながら仕事をするためには、訪問系のサービスを活用することが大切です。今回は我が家で活用している訪問サービスを紹介します。

訪問入浴の活用ポイント

全介助である夫を私がお風呂に入れることは不可能です。
数年前までは自宅の浴室(賃貸の普通の浴室です)にヘルパーさん2人に抱えてもらい入浴していましたが、それも難しくなりました。
現在は週2回、訪問入浴のサービスを利用しています。自宅の浴室にお湯をため、リビングに設置した組み立て式の浴槽にホースでお湯を送ります。使い終わったお湯は再び浴室に排水します。介護ベッドの上で衣類を脱がせてもらい、リビングの浴槽に移動して入浴します。使用する物品は事業者さんが持参し設置してくれて、介助も入浴も全てやってくれます。私は来る前に浴槽にお湯をためて室内のテーブルを移動させています。
夫が入浴している間に、私は在宅のデータ入力の仕事に精を出しています。1時間という時間が決まっているので集中しやすいのです。

訪問診療の活用ポイント

訪問診療は、月に2回来ていただいています。
それ以外に調子が悪い時(発熱など)は電話で相談もできますし、必要な場合には随時往診してくれます。在宅でできる検査などもあります。こちらを導入する前は、体調が悪い夫を車いすに乗せて受診できる病院を探し、さらに介護タクシーを探して私が付き添うため、大変疲弊していました。
訪問してくれるのは大変ありがたいです。通常の訪問診療(体調に変化がない時)の時間には、私はチラシ配布の仕事の期限が近いので自宅で大量のチラシを折っていることが多いです。先生のお話を聞きながら手を動かしていると、はかどります。
訪問診療で薬も処方してもらえます。以前は、せっかく訪問診療してもらっても、薬局まで薬を取りに行っていました。結構時間がかかります。今はもらった処方箋をスマホのアプリで送信すると、その日のうちに薬局の薬剤師さんが自宅に薬を届けてくれるようになりました。大変ありがたいです。待っている時間を活用して夕飯をつくっています。

まとめ:訪問サービスは在宅ワークの強い味方

訪問サービスを活用することで、大幅な時短に繋がり、在宅ワークをする時間を捻出できていると感じますし、体力も温存できます。
皆さんも上手く活用してみてください!

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