病室からお届け!母と子の奮闘記〜はじまりは、小さな気づきから〜

はじめまして、病室からこんにちは!
私は、普段パートでSNS運用や記事作成の仕事をしている2児の母です。
現在は休職中で、病院にて6歳の息子の付き添いをしながら生活を送っています。
ついこの間までは、朝はバタバタと家族を送り出し、仕事をして、夕方には幼稚園のお迎えへ…。そんな“いつもの毎日”を過ごしていました。
まさか今、自分が病室のベッドの横でパソコンを開き、この記事を書いているなんて、春ごろの私には想像もつかなかったと思います。
この連載では、息子の病気がどのように分かったのか、入院生活はどんな様子なのかを、少しずつ綴っていきたいと思います。

色白はチャームポイント…だったはず

息子はもともと色白で、日に焼けても「うっすら焼けたかな?」という程度。
でも今年の3〜4月ごろ、幼稚園の先生から「たまに顔色が悪いときがあります」と言われました。
「えっ?」と驚きはしましたが、その後も変わらず元気いっぱいに過ごしていたので、深くは気にとめていませんでした。
まさか数カ月後にあんな展開になるなんて、このときは想像すらできなかったのです。

足が痛い…?からの急展開

5月半ば、息子が「足が痛い」と言い出しました。
「年齢的に成長痛かな?」と思い、普段は元気に遊んでいたので心配しすぎないようにしていました。
ところがある日、「あまり歩きたくない」と言い出すほどに。
ネットで調べると“成長痛は夕方から夜にかけて痛む”と書いてあり、「あれ?日中も痛がるのはちょっと違うかも…」と違和感が。そこで整形外科へ行くことにしました。
レントゲンの結果、骨には異常なし。ただ、両足のスネ部分にむくみがあるとのこと。
「すぐに紹介状を準備するので、向かいの小児科へ行ってください」
そう言われた瞬間、「え、そんな急に!?」と頭の中はプチパニック。
“成長痛ではない”と分かったことで、不安がぐっと現実味を帯びてきました。

二度目の紹介状

小児科ではすぐに診察へ。先生は息子を見るなり「この子は貧血です」と断言。
理由を聞くと「下まぶたを引っ張ると、本来は赤みがあるはずなのに真っ白でしょう?」とのこと。
全然気づけなかった自分にショックを受けつつも、「ただ事ではない」と不安は膨らむばかり。
簡易的な血液検査の結果は「貧血」+「白血球の値が異常」。
そして「このまま夜間の医療センターへ行ってください!」と、二度目の紹介状を手渡されました。
考える間もなく、言われるがままに病院をハシゴ。

息子は車の中で疲れて眠ってしまい、私は横で頭の中がフル回転。
ほんの少し前まで“元気に過ごす毎日”だったのに、気づけば次々と病院を渡り歩いていたのです。
けれど、このときはまだ本当のスタートラインにも立っていませんでした。

次回は「病名の診断、そして入院の日々」をお届けします。
あの日の夜、私が聞いた言葉と、そこから始まった新しい生活について書いていきます。
「こんなこともあるんだなぁ」「私も気をつけよう!」と、少しでも気づきにつながる記事になれば嬉しいです。
それでは、また次回!

合わせて読みたい

介護や家事の強い味方!「スマートウォッチ」で投薬管理と連絡対応をもっとスムーズに
https://ryouritsu.c-mam.co.jp/archives/goods/795

夫の介護と私らしい働き方のかたち
https://ryouritsu.c-mam.co.jp/archives/person/748

介護と両立できる「在宅ワーク」求人の探し方|安心して働くためのチェックポイントとは?
https://ryouritsu.c-mam.co.jp/archives/column/690