介護と仕事の両立について

こんにちは!えむえみゅです。
今は、高齢化社会です。
なんと、2024年9月15日現在の日本の高齢化率は29.3%とのこと。
これは、4人に1人は、65歳以上であるということです。
なので、正直、介護は「誰にでも直面すること」なんですね。
介護に直面して、いろいろな悩みや戸惑いが生まれ、それに対してどのように対応するか?
皆さんも気になると思います。
ここでは、私の介護の体験談を記していきますね。

介護は突然やってきた

私には、同居の義母がいました。義母は、とても元気で、家事も家計も全て自分で管理していて、私は、結婚していても娘気分で「家のことは全て義母にお任せ」状態で、仕事に張り切っていました。子育ても私が残業などで仕事が忙しく帰りが遅い時は、義母にお願いしていたくらいです。
そんな義母は71歳の時に、突然倒れ、そのまま脳梗塞になり半身不随になってしまいました。
3ヶ月間の入院中にリハビリをしていたのですが、結局、効果があまり無く半身不随のまま要介護認定をされ、退院後の自宅療養は難しいため介護施設に預かってもらうことになりました。

仕事どうしよう

今まで完全に義母に頼りきりだった「家事や家計」、義母を預けている介護施設とのやり取りや訪問、当時、まだ幼かった子供の面倒など、家庭内の複雑な問題に私は直面し、何よりも現在の仕事を続けられるかどうかの問題になりました。
義母は介護施設に預けているといっても、完全にお任せで顔を見せなくてもいいというわけでなく、少しでも同居の家族の顔を覚えていて欲しかったり、洗濯物の交換に行ったりなどで、施設には頻繁に仕事帰りに通っていました。3日に1回のペースで顔見せしていましたね。
さらに、私の幼い子供の面倒も同時に見なくてはいけなかったので、フルタイム通勤で、この環境で仕事を続けていくのは正直、体力的にも精神的にもハードスケジュールすぎて厳しかったです。自分の体力などの影響で会社を休むことも多くなりました。

そんな状態を見かねて上司が、私の仕事なら「在宅勤務」出来るよね、と提案してくれました。
私は、パソコンをメインに使う業務だったので、在宅勤務が可能だったのです。

在宅勤務であれば、通勤の負担も減るし、子育てしながら仕事できる。また、作業時間についても「業務成果をしっかりと出してくれれば、そんなに厳しく問わない」とのことでしたので、義母の介護施設に通える余裕も無理なく出てきて、しっかり義母とのコミュニケーションも取れるようになると思い、私にとっては、「とても救いの提案」に思え、早速、在宅勤務の手続きをお願いしました。

その結果、私の精神的・体力的な負担も大幅に減り、介護と仕事の両立ができて、義母とのコミュケーションも取りやすくなりました。

自分なりの介護の方法

まず、行政(市役所など)に、いろいろと相談してみました。市役所では、介護について便利な情報やサービスについて知識があり、親身に相談に乗ってくれます。介護者の負担を減らしてくれるような内容も多いですね。
あとは、家族の介護が必要になったら、すぐに職場に相談することです。結果的には転職を要求されることもありますが、職種次第では私のように在宅勤務を可能にしてくれるケースも多いです。今はテレワークが広がっていますからね。

まとめ

結局、介護と仕事の両立は、職場の理解が必要なことが大切だと思いました。
なるべく、在宅勤務ができる職種に転職した方がいいかもしれません。在宅勤務で出来る仕事は、パソコンを使う仕事であればかなり多いと思います。
キャリア・マムでも、在宅で出来る仕事が多いのでそこから始めてみるのも良いと思いますよ。

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