母が倒れた朝。老親の急病入院は突然やってくる

こんにちは。母の介護をしながら働き続けている、のむらゆきこです。
ある朝突然、独り暮らしをしている80代の母が救急車で搬送され、入院しました。
高齢の親の急病は、ある日突然やってきます。今回は、母が倒れた朝の出来事と、そのとき感じたこと、そして家族で事前に共有しておくことの大切さについてお話しします。
いつもと違う朝の異変
母の介護をしながら働き続けている私。
幸い、実家からすぐの場所に住んでいて、仕事も比較的時間に融通が利くため、なんとかやりくりできています。
最近、母の衰えが目立ち始めたので、毎朝の私の日課は、食事や買い物、洗濯などを実家に届けて体調を確認することでした。
その朝もいつものように実家へ向かうと、母がリビングのソファで横になっています。
「朝食のコーヒーを飲んでいるはずの時間なのに」
不思議に思って近づくと、苦しそうな声でこう言ったのでした。
「息ができない……」
顔色も悪く、明らかにおかしい!
すぐに夫に連絡して車で駆けつけてもらいましたが、もう母は自力で歩けない状態になっていました。
なんとか車に乗せようとしたものの、呼吸が苦しいのか、その場にうずくまってしまいます。
初めての119番通報と救急搬送
「救急車を!」
夫の一言で我に返った私は、生まれて初めて119番に電話しました。
電話口の女性は落ち着いた声で状況を聞き取ってくれ、動揺していた私もなんとか住所や症状を伝えることができました。
「すぐに救急車が向かいます。電話を切ってお待ちください」
その言葉がどれほど心強かったことか。
だんだん近づいてくるサイレンの音に、ほっと胸をなで下ろしたことをはっきり覚えています。
到着した救急隊の方々は、手際よく母を担架に乗せて救急車へ。
車内で容体を確認すると同時に受け入れ先も探してくれ、自宅からほど近い病院へ向かうことになりました。
「救急車って、こんなに揺れるんだ……」
不安で押しつぶされそうになっていたはずなのに、救急車が動き出した瞬間、こんなことを考えていた自分がいました。人は緊張すると、あらぬことを考えてしまうものなのでしょうか。
受け入れ先の病院に到着すると、母はすぐに救急外来へ運ばれていきました。
私は待合室のソファに座っていたはずなのですが、この時の記憶がほとんどありません。
救急隊の方にお礼を言ったこと、CT検査に向かう母をぼんやり見送ったことだけが、かろうじて記憶の断片に残っています。
突然の入院で感じたこと

診断は「心不全」。
一時は心配で夜も眠れない日がありましたが、その後の経過は順調で、なんとか自分で歩けるところまで回復することができました。
高齢の親の急病は、本当に突然やってきます。
今回、母のお金の管理や保険など、わからないことも多く戸惑いましたが、家族で協力してなんとか乗り越えることができました。
いざという時に慌てず動けるように、必要な情報は日ごろから家族で共有しておくことを心からおすすめします。
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