介護や家の問題で、私が守りたいもの 

こんにちは、しのぶです。
家族の介護と向き合う中で、私が「守りたい」と強く思ったことについてお話しします。

叔父と私

私は両親と一緒に、叔父の介護に関わっています。
両親は60代と70代、私は一人っ子で、夫と子供がいます。叔父も両親も、私たち家族もそれぞれ別々に暮らしていますが、電車やバスで1時間以内の距離に住んでいます。
そのため、私もときどき叔父の様子を見に行っていました。

叔父は独り身の70代で、一軒家に一人暮らしをしていました。足の調子が悪く、引きずるように生活しています。その影響もあり、食事はどうしても簡単なものになりがち……。
風邪をひくと一気に食欲が落ち、見る見るうちに痩せてしまいます。「ちゃんと食べているのかな?」と、不安になる日もありました。

また、部屋の中も片づいていない様子で、床に小銭が落ちていたり、使い終わったお皿が何日もそのままになっていたりと、気になる問題が増えていきました。

ケアマネジャーと相談

叔父については、数年前からケアマネジャーさんに相談し、「要介護1」の認定を受けていました。看護師さんや介護ヘルパーさんによる訪問支援を受けていましたが、それだけでは日常生活を十分に支えきれない状況でした。

実際に生活を支えていたのは、私の母です。
食事や掃除のため、ほぼ毎日のように叔父の家へ通っていました。しかし、その負担は想像以上で、母のストレスも限界に近づいていました。「このままでは続かない」と感じ、叔父が入居できる介護施設を探すことにしたのです。

介護施設探しの問題「お金」

介護施設探しで、最初に大きな壁となったのが「お金」の問題でした。
叔父は年金生活で、まとまった貯金はありません。そこで、私は知り合いのファイナンシャルプランナーに相談し、今後の資金計画を立ててもらいました。家族で何度も話し合った結果、叔父の自宅を売却し、その資金を介護費用に充てることになりました。

ただ、家の売却は思っていた以上に大変でした。
不動産会社への依頼だけでなく、必要書類の準備や各種手続きなど、慣れない作業がたくさんありました。

私自身の問題もある

私自身にも、向き合わなければならない問題がありました。
毎日の家事や子育て、仕事に加え、夫側の家族や親戚の問題も重なっていたのです。どれも後回しにはできず、気持ちに余裕がない日々が続いていました。

自分の両親のことなら「仕方がない」と思えるのに、夫側の問題が続くと、ついイライラして夫にきつく当たってしまうこともありました。

まとめ

その後、叔父は無事に介護施設へ入居することができました。

ただ、これですべてが解決したわけではありません。今もなお、さまざまな問題と向き合い続けています。

それでも、ひとつだけハッキリしている気持ちがあります。
それは、親戚との関係がどうであっても、私は子どもを守ることだけは絶対に譲れないということです。

私の子どもも一人っ子です。将来、介護や家の問題など、厳しい現実に向き合う日が来るかもしれません。だからこそ、同じような負担を背負わせたくない。問題は今の段階で解決しておきたいのです。

それが親としての責任だと思うと、不思議と強くなれます。

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